思考の備忘録

Management

経験から学ぶのは何が悪い?

「愚者は経験から学ぶ、賢者は歴史から学ぶ」のではなく、「愚者だけが、自分の経験から学ぶと信じている。わたしは、最初から自分の失敗を避けるために、他人の経験から学ぶことを好む」。つまり、「バカは自分で経験するまでわからないが、わたしはできるだけ他人の経験から学んで、事前に失敗を避けるのが好きだよ」ということである。決して、経験から学ぶのが頭が悪い訳では無い。
他人の「経験からの学び」を否定する、残念な人たち

ライターの仕事をしていると、自分の記事に対するいろんなご意見をいただく。 バチクソに叩かれるとさすがにウッとなってしまうが、批判的な意見から学べることも多く、ちゃんと記事を読んでくださったうえでのご意見は、賛否に関わらず…

志望動機って意味あるの?

面接官は「志望動機を聞く」ことで、応募者の話の「つじつま合わせ」がやりやすくなる。「情報が少なければ少ないほど、自分の決定に確信を持ててしまう」がゆえに、客観的な判断ができなくなる。次第に志望動機が真実かどうか、あるいはその後の回答が真実かどうかなど、どうでもよくなり、「志望動機などの、話のつじつまが合っているかどうか」だけを気にするようになる。
採用面接で「志望動機」を言わせることに、果たして意味はあるのだろうか。

面接のときに志望動機を聞かれて、「ウザすぎ」というツイートを見た。 志望動機ウザすぎだろ お前が募集してたから応募したんだよ — 限界 (@3U62_) August 26, 2023   そうだなあ、と思う。…

自信 or 確信

自信がある人ほど確信から遠のく。
リーダーらしい自分になるのではなく、自分らしいリーダーを目指したほうが良い。
主に、引っ張るタイプと後ろから支えるタイプがある。
自信: 過去の経験や現在の能力に基づいて、自分で自分に高い評価を与えること。
確信: 人間の持つ潜在的洞察力を駆使することで発生するもの。
確信は人とのつながりの中でこそ生まれる。
自信を過度に持っている人は意識が自分の内側に籠もってしまい、確信が生まれにくくなっている。
管理職・リーダーに「自信」は必要か?「確信」で動ける管理職・リーダーになるためには | Techable(テッカブル)

初めての「管理職」。これまではプレイヤーとして結果を出せば良かった段階から、部下を育成し、部下に結果を出すことで成果をあげる段階に変わります。だからこそ、誰しも初めての管理職は不安がつきまとうもの。 この段階の変化は、そ...

私はいいけど、他の人が気がつくかもしれないという発言は主語がでかくなりがち

仮想的な誰か(不特定多数)の気持ちを代弁することで、自分の意見に客観的な意見という色を乗せようとしている。自分一人の意見ではなく、他の不特定多数の意見が乗っているから自分の意見は正しいという説得力のドーピングになっている。
「私はいいけど、他の人が傷つくかも知れないから」論法は好きじゃない。

この記事で書きたいことは、大筋以下のような内容です。   ・町内会で、「その場にいない誰かの気持ちを勝手に代弁して、相手の意見を封じる人」がいた ・「気持ち」自体は必ずしも軽くみられるべきではなく、むしろ尊重す…

効率的な仕組みを考えるよりも、それをメンバーに説明し、納得してもらうほうが圧倒的に難しい

意識も理想も高いけど実現には至れない人|FromAtom

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